一橋知的財産法研究会の構成員は、2015年度夏学期に以下の活動を行いました。
- 大学院向け知財授業として外書講読(Christophe Geiger, Daniel J. Gervais & Martin Senftleben, The Three-Step-Test Revisited: How to Use the Test’s Flexibility in National Copyright Law, 29:3 AMER. UNIV. INT'L L. REV. 581-626(2014))を実施。今後は成果の公表を含めた活用のために作業を継続。
- 「情報アクセシビリティと著作権法」をテーマに研究を行う構成員は、「視覚障害者等の発行された著作物へのアクセスを促進するためのマラケシュ条約とスリーステップテスト(仮)」に関する論考の年度内公表を念頭に作業を継続。
併せて、2015年3月の研究会「障害者の情報アクセシビリティと知的財産法―著作権法を中心に―」の成果についても年度内公表を念頭に作業を継続。
- 「著作権法における消尽原則の射程について─中古品市場の発展の観点から─」をテーマに研究を行う構成員は、関連の文献の渉猟を継続。
- 「著作権法と刑法─日台比較─(仮)」をテーマに研究を行う構成員は、年度内の論文完成を目標に作業を継続。